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日本共産党加須市議会議員

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2024.11.24 21:19:51

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所得税法第56条は廃止に  10/30

                         29日 きのうの空


 
 今月3日、9月市議会が閉会しました。最終日の本会議で、「所得税法第56条の廃止を求める請願」の採決がおこなわれました。
 採決に先立ち、紹介議員である佐伯由恵議員は、採択をつよく求める立場から討論を行いました。 




 本請願は、家族従事者の働き分を必要経費として認めない所得税法第56条の廃止に向け、加須市議会として国に意見書の提出を求めるものです。私は、請願の採択をつよく求める立場から、3点にわたって理由を述べます。

 まず1点目は、所得税法第56条は、配偶者に86万円、子どもなどその他の家族に50万円しか控除を認めていません。事業主の所得から、控除される配偶者86万円、その他の家族で50万円が家族従業者の所得とみなされます。一ヶ月に換算すると、7万円、4万円ほどしかなりません。これは最低賃金にも達しない額です。これでは家業をよりも外へ出て働いた方が給料が良く、家族経営の妨げにもなります。
 市内には、個人商店や3人以下の事業所は約700軒あります。こういった方々の営業、くらしを支えていくことは市議会として当然のことです。

 2点目は、家族従業者の多くは女性です。2016年、国連女性差別撤廃委員会は、「所得税法56条が女性の経済的自立を妨げていること」を懸念し、「所得税法の見直し」を政府に勧告しました。男女共同参画社会の構築に向け、男女格差を助長する所得税法第56条は、すみやかに廃止すべきです。
国会では、財務大臣が「研究、検討する」、経産大臣が「56条は見直す意義がある」と答弁しています。こうしたことから、全国では400を超える自治体が、所得税法第56条の廃止を求める意見書を提出し、運動が広がっています。

 3点目は、2010年に中小企業憲章が閣議決定され、さらに2014年には小規模企業振興基本法が議員立法で制定されています。これらは、請願の趣旨に合致するものです。白色申告や青色申告、法人申告といった申告形態に関わらず、家族一人ひとりの働き分は必要経費と認める、これが本来のあり方ではないでしょうか。

 以上、採択をつよく求めて討論を終わります。
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2016.10.30 06:15:08

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消費税8%転嫁と料金値上げは容認できない  10/29


 
 9月市議会最終日に行った2015年度下水道事業決算に対する討論は、以下の通りです。





◇下水道事業の決算


 次は、第92号議案 2015年度下水道事業会計利益の処分及び決算について、3点にわたり意見を述べます。

 まず第1に、合併による下水道料金統合の問題です。
 2013年度〜2015年度の3カ年かけて再編し、決算年度で統合されました。市民全体で5,316万円の負担増となりました。特に、加須地域の加入者は約4割は引き上げられました。わが議員団は料金の統合に対し、市民の負担を軽減する立場から修正案を提出した経緯があり、容認できません。

 第2に、消費税の問題です。
 水道料金と同様、下水道料金にも消費税8%が転嫁され、市民全体で1,524万円の負担増となりました。水道料金とあわせ、実に8,216万円の大増税です。

 第3は、資本費平準化債の問題です。
 当該決算年度は、借金を返済するため新たな借金をする、資本費平準化債を3億円借り入れました。

 資本費平準化債を起債すれば、その50%が基準財政収入額に算入され、地方交付税が減額される仕組みです。この結果、普通交付税が1億5千万円も減額され、行政サービスを提供する上で貴重な一般財源が減りました。さらに、借金で金利負担を増加させ、どこからみても効率的な財政運営とはいえません。

 そんなことをするより、地方交付税で増額になった額を一般会計から繰り入れたり、内部留保資金の8億8千万円を活用した方が市民の立場からより効率的な財政運営ではないでしょうか。これまで市は「資本費平準化債は慎重に対応する」と答弁してきました。この立場に立ち返るべきです。よって、本案に反対します。

2016.10.29 21:50:28

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「水はいのち」安くてきれいな水を     10/29

 

 加須市議会の9月市議会最終日(今月3日)、私は日本共産党議員団を代表し、産業建設委員会で審査した2015年度の農業集落排水・土地区画整理事業・上下水道について市民の立場から討論をおこないました。

 水道事業の討論は以下の通りです。

  
 
 
◇水道事業会計の決算


 第91号議案 2015年度水道事業会計利益の処分及び決算について、3点にわたり意見を述べます。

 まず第1に、水道管の洗管事業をめぐる問題です。
 水道事業の目的は、水道法第1条で「清浄にして豊富低廉な水の供給を図り、もつて公衆衛生の向上と生活環境の改善とに寄与すること」と定めています。要するに「安くてきれいな水を供給すること」です。

 ところが3年前、大利根地域で水道の濁り水が発生し、食品会社の製品に損害を与え、市が損害賠償する前代未聞の事案が発生しました。市はこの教訓をふまえ、「洗管事業」を計画的に実施することを決定し、大利根地域は3年、続いて騎西地域3年、北川辺地域2年で実施する計画を、市議会と市民に約束しました。
 しかし、今年3月、水道事業の予算審議で突如、説明責任も果たさないまま計画を撤回しました。改めて公約は守ること、騎西及び北川辺地域の洗管を当初の計画に沿って早急に実施するよう強く求めておきます。

 第2に、水道料金統合の問題です。
 合併後、2013年度〜2015年度の3カ年かけて再編し、決算年度で統一されました。騎西・北川辺・大利根地域の住民に約5,870万円もの負担増を押しつけました。
わが議員団は料金の統合に当たり、市民の負担を軽減するため、修正案を提出した経緯があり、容認できません。

 第3に、消費税の問題です。
 消費税8%が導入されて2年目。水道料金にも転嫁され、市民全体で6,692万円もの負担増となりました。よって、本案に反対するものです。

2016.10.29 07:50:20

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身の丈をこえる開発は見直しを  10/28

 

 
 加須市議会は今月3日、9月市議会を閉会しました。

 最終日の本会議で議案の採決に先立ち、佐伯由恵議員は日本共産党議員団を代表し、産業建設委員会で審査した2015年度の土地区画整理事業・上下水道・農業集落排水について市民の立場から討論をおこないました。
 土地区画整理事業について、身の丈を超える開発は見直すよう求めました。以下は要旨です。


 ◇野中土地区画整理の決算

 第88号議案 2015年度野中土地区画整理事業特別会計決算の問題です。

 当該事業はあまりにも無謀な事業で、合併直前に大幅な見直しを図った経緯があります。開発面積86.3ヘクタールから63.5ヘクタールに、総事業費も99億円から55億5,400万円にしました。これに水道管布設工事4億3,600万円を含めると総事業費は59億9,000万円で、税金投入を約40億円も見込んでいます。

 また、切り離した22.8ヘクタールは、野中まちづくりプラン開発事業に切りかえ、1戸当たり税金約1,000万円を投じています。

 区画整理事業は、保留地を処分して、それを事業費に充てることが基本です。当該事業の保留地面積は4.1ヘクタールで、うち一般向け40画地、企業向け2画地の計42画地、処分予定額は15億6,600万円です。保留地が売れるか、これは事業の試金石になります。

 決算年度までに処分できたのは3ヘクタールで、一般向け3画地、企業向け2画地の計5画地、金額で11億8,952万円です。一般向け保留地は、まだ37画地も残っており、処分できなければ約4億円は税金で負担しなければなりません。
 また、計画人口も目標の3,800人に対し、393人、約1割にとどまっています。あまりにも無謀な計画と言えます。

 身の丈を超える開発事業は見直し、市民の暮らし・福祉に回すことをつよく求め、本案に反対するものです。

 ◇栗橋駅西土地区画整理の決算

次は、第89号議案 2015年度栗橋駅西(大利根)土地区画整理事業特別会計決算の問題です。

 土地区画整理事業の基本は、減歩によって保留地を生み出し、それを売却して事業費に充てることです。ところが、この栗橋駅西開発も野中土地区画整理事業と同様、先に血税投入ありきですすめられてきました。

 当該事業の区域面積39.1ヘクタール、総事業費64億2,346万円です。決算年度では残っていた3画地の保留地はすべて処分し、事業は今年度で終了する運びです。
 結局、64億円の事業費のうち、保留地処分による財源はわずか8億1,892万円で、事業費全体の12.7%にすぎません。税金は48億971万円、率で74.8%もつぎ込みました。人口も目標の3,128人に対し、2,325人・74%止まりで、結局、目標にはとどかず、税金が湯水のように使われました。よって、本案に反対するものです。

2016.10.28 18:41:13

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6月市議会 会期は16日間

6月市議会が15日開会し、30日まで審議が行われます。会期日程は以下の通り。

 日 曜日 時間  会議名     会議の内容  
 15(水)10:00 本会議 補正予算・条例等12議案を上程
                市長が提案理由を説明
                議員提出議案を上程、質疑・討論・採決
 16(木)         議案調査のため休会
 17(金)         事務整理のため休会
 18(土)         土曜日のため休会
 19(日)         日曜日のため休会
 20(月) 9:30 本会議  請願の委員会付託 議案に対する質疑
               日本共産党議員団を代表して小坂議員団長が質疑
 21(火)9:30  本会議  一般質問6人
 22(水)         事務整理のため休会
 23(木)         一般質問5人 
               2時頃~及川和子議員 続いて3時頃~松本英子議員 
 24(金)         一般質問5人
               私が午後2時頃から質問します
               続いて3時頃~小坂徳蔵議員

 25(土)         土曜日のため休会
 26(日)         日曜日のため休会
 27(月)9:30  委員会   総務常任委員会「一般会計補正予算」
               民生教育常任委員会「請願」「基金条例」
               私が請願の紹介議員として趣旨説明         
 28(火)          事務整理のため休会
 29(水)9:30 委員会    議会運営委員会  
 30(木)9:30本会議    委員長報告、質疑、討論、採決
               追加議案の上程、質疑、討論、採決  閉会

2016.06.15 22:26:00

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6月市議会 開会

 

 第2回定例会=6月市議会が、今日開会しました。会期は30日までの16日間です。

 初日の本会議の冒頭で、熊本地震で犠牲になられた方々に黙とうを捧げました。

 その後、大橋良一市長提案の12議案を一括上程。市長が提案理由を説明しました。
 内訳は、医療体制確保基金条例など条例3件、補正予算1件、市税条例など専決処分3件、契約案件3件、市道の認定1件、人事1件です。


 「市民が安心してかかれる医療体制を確保する」―市政の重要かつ喫緊の課題といえます。

 6月市議会の特徴は、医療体制の確保実現に向け、議員提出議案の決議や市長提案の条例・予算等が集中しています。

 本日の本会議では、議員提出議案の急性期疾患に対応できる医療機能の「加須市への移転実現に向けた決議」を上程し、即決議案として採決が行われ、総員をもって可決しました。

 また、市長提出議案では、急性期疾患に対応できる医療機能一部移転および産婦人科開設支援、看護師等育成支援のための財源に充てる「加須市医療体制確保基金条例」を審議します。

 さらに、市長は医療体制確保基金に財源を積み立てるため予算を措置。内容は、一般会計に約30億円追加し、医療体制基金に25億円、ほかに情報セキュリティー対策や地籍調査等の経費などを措置しています。

 6月市議会はこの他に即決議案10件。水深小学校体育館改築(4億7千万円)、同校舎増築(3億6千万円)、市立第2保育所移転(3億7千万円)などを審議します。

 なお、今期定例会には、教育費を安定的に確保するための「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願」(紹介議員は私)を審査します。

 また、市政に対する一般質問は16名が通告しています。21日・23日・24日の3日間にわたって質問が行われ、日本共産党議員団の4人は23日と24日に質問します。

 さえき議員の質問は、24日午後2時頃からとなっています。市政に対するご意見・ご要望を、さえき議員までお寄せ下さい。

2016.06.15 21:44:45

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非婚ひとり親家庭寡婦(夫)控除みなし適用 実現!


 3日本会議の一般質問で佐伯由恵議員は、市営住宅の非婚ひとり親家庭寡婦(夫)控除のみなし適用について質問しました。そして、来年10月から実現、非婚ひとり親家庭についても寡婦(夫)控除が導入されることになりました。

 これは、これまでわが議員団が子育て支援の観点から、市につよく求めてきたもので、これにより、家賃が約1万円近く安くなります。


 「寡婦(夫)控除」とは、所得税や住民税を計算するときに、所得から差し引いて税金を軽減する制度で、ひとり親の家庭のうち、死別、離婚等の家庭には、市・県民税、所得税の寡婦(夫)控除が適用されています。しかし、非婚ひとり親家庭には適用されていません。

 そのため、所得に応じて使用料が決まる、保育料や学童保育料や公営住宅の家賃等の行政サービスに差が生じています。

 そこでわが議員団は子育て支援の観点から、市議会で非婚ひとり親家庭への寡婦(夫)控除みなし適用を繰り返し提案してきました。また、毎年度行っている「予算編成に対する要望」の中で実現を求めてきました。

 この度、公営住宅法施行令が改正され、公営住宅の家賃について、来年10月から非婚のひとり親家庭についても、寡婦(夫)控除が適用されることになりました。これにより、家賃が月約1万円近く安くなります。

 私は施行に当たり、12月市議会で担当部長に対し、市の対応について質問しました。

 木村幸雄・建設部長は「平成28年度の市営住宅入居者募集案内などに掲載し、市民の方々に周知して参ります」と答弁しました。

 まず、公営住宅家賃に非婚ひとり親家庭寡婦(夫)控除のみなし適用が実現したことは大きな前進です。引き続き、わが議員団は、保育料や学童保育料などへの適用を実現するため、取り組んでいきます。

2015.12.15 23:38:13

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