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北川辺地域は、利根川と渡良瀬川の一級河川に囲まれています。北川辺地域を流れる水は旧川(元の渡良瀬川)に集められ、渡良瀬川に排水しています。
しかし、台風や大雨が降ると渡良瀬川の水位が上がり、水を排水できなくなり、水浸しになってしまいます。そのため、ポンプを使って渡良瀬川に排水しています。
これが「排水機場」です。2000年度に完成、事業費は47億円。ポンプは、電動モーターポンプ1台、ディーゼルポンプ2台の計3台。停電してもディーゼルポンプ2台が稼働します。1台当たりの能力は約700馬力で、1秒間に約5トンの水を排水することができます。
北川辺地域住民を洪水から守る生命線になっています。