"活動報告"カテゴリーの記事一覧
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貧困と格差が拡大するもとで、生活保護の受給者が増えています。市内の受給者は、817世帯・1130人(2015年3月末)にのぼり、増加の一途をたどっています。
この生活保護の住宅扶助(アパートの家賃補助)の基準限度額について、政府は今月7月から引き下げました。
そのため、これまでの基準額41,000円が37,000円に減額され、受給者の間に不安が広がっています。全国では、一方的に転居を迫る自治体もあります。
一方、特別な事情がある場合は、これまでの旧家賃額が支給される「特例措置」を定めています。受給者の中には、高齢者や障がい者が少なくありません。実態をよく把握し、「特例措置」の徹底と柔軟な対応が強く求められます。
今日は、この問題で市民からの相談に対応しました。
写真の花 アメリカ芙蓉(直径20㎝)
花言葉:繊細な美、しとやか -
今日6日、障がい者計画及び障がい福祉計画策定懇話会が開催され、私は議会選出の委員として出席しました。
私は議員になる前の18年間、県立養護学校(現在は特別支援学校)に勤務していました。毎日毎日、子ども達の発達を願い、障がい児教育に打ち込んできました。
そして、この子らが大切にされる社会をめざして退職、議員の道を志しました。私にとって障がい者福祉は、ライフワークとなっています。
今日の会議は、加須市の障害者計画(第4期:2015年度~2017年度)について協議しました。
会議で私は3つのことを問題提起し、市の積極的な対応を求めました。
①まず、障がい者福祉施設について。入所、通所、グループホーム等の施設が不足し、待機者がいること。市は関係機関と連携し、施設を増やすよう提案。
②次に、災害時の避難等について。市のアンケート調査から、障がい者が災害時の避難や避難生活について大変不安を抱いていることを示し、要援護者名簿登録の推進と福祉避難所増設について提案。
③最後に、福祉サービスの情報提供について。様々なサービスがありながら、情報不足で利用できないでいたケースを紹介し、手帳交付時や更新時をはじめ様々な機会を活用し周知に努めるよう提案。
私は、市の計画が実効性のあるものになるよう、引き続き提案していきます。
写真の花 「ランタナランラン」
花言葉「確かな計画」 -
今日20日、行田民主商工会騎西支部の総会。事前にご案内をいただいておりましたので出席しました。ユリとアジサイ
民主商工会は、小企業や家族経営の営業とくらしを支え合う、助け合い運動に取り組んでいます。税務調査、融資、開業、税金・国保・社会保険料の納付相談、各種経営交流や学習会などを行っています。
全国に600を越える事務所があり、20万人の事業主が入会しています。
総会で、私ははじめに先の市議選のご報告と感謝を述べました。続いて、現在行われている6月市議会について報告。特に、今後事業者に影響を及ぼし、個人情報が大量に漏えいする危険の「マイナンバー制度」を中心にお話しました。
この制度について、民商の会員のみなさんも大変危惧をしており、今後学習会も計画されているとのことでした。 -
「5月1日はメーデー」―労働者・国民が団結の力を示し、労働条件の向上をはじめ、その時々の要求を掲げ、実現めざして共同の輪を広げる日です。商店街をパレードする参加者(私は右から2人目)
この日、市内では加須地区メーデーが行われました。
今回で60回を迎えた加須地区メーデー。そこには、地域で働く労働者の歴史があります。今年も大勢の市民が参加。さえき由恵議員、小坂徳蔵議員、松本英子議員、及川和子議員が駆けつけました。
参加者はまず、千方神社境内で集会を開催。はじめに実行委員長があいさつ。続いて、大橋良一市長があいさつ。上田清司・埼玉知事の祝電を紹介したあと、日本共産党を代表し、小坂徳蔵議員団長があいさつ。 小坂団長は、まず市議選で激戦を競り勝った党議員団のさえき議員、松本議員、及川議員を紹介。
そして、「メーデーを契機に、安倍内閣の暴走政治ストップの声を大きくしていきましょう」と呼びかけました。
この後、参加団体が発言し、全員でスローガン「働く者の連帯で、権利の拡大、雇用と生活の安定と向上を図り、自由で平和な日本をつくろう」を採択。
そして、参加者は駅通り商店街をパレード。「戦争立法をつくるな」「賃金を上げろ」「憲法九条を守れ」など元気にシュプレヒコールし、市民に呼びかけました。 -
26日投開票で行われた市議選で、日本共産党は大激戦・大接戦をみごと勝ち抜き、4名全員が当選しました。ご支援いただいたみなさんに心から感謝申し上げます。
今回の市議選は、定数32から4削減の28に対し、34名―騎西6名・加須16名、北川辺6名、大利根6名―が立候補する6名はみ出しの大激戦・大接戦となりました。
日本共産党は、「平和・くらし守れの一票を」「安倍暴走政治ストップの一票を」「くらし・福祉優先の市政に」と、党への支持を訴えて全力を尽くしました。
その結果、日本共産党は5526票を獲得。さえき由恵、小坂徳蔵、及川和子、松本英子の4名全員の当選を果たしました。今回の投票率は48・44%で、前回より3・75%下がるなか、党の得票は451票増・12・41%に伸ばし、引き続き公党第一党と「議案提出権」を堅持しました。
今後、4名の市議団は選挙で掲げた、国保税の引き下げ、特別養護老人ホーム入所待ちゼロ、初期救急医療体制の再構築、学校にエアコンを設置、子育て支援の拡充、米価安定対策など、公約実現に全力を尽くします。市民のご期待に応えるため頑張ります。 -
今日8日は、種足地域の中ノ目自治会及び川棚土地利用を考える会合同の臨時総会が開催され、私は来賓として出席しました。黄 梅
耕作放棄地が10㌶集積する川棚地区。この土地利用は、地権者にとって30年以上にわたる悲願となっています。
2012年5月、地権者と考える会は、大橋良一市長に「川棚土地利用に関する要望書」を提出。私も同席しました。
そして、同年の秋、大手総合物流企業がこの土地に進出したいという意向を示しました。そして、今日までの3年間、様々な手続きなどが行われ、ようやく正式に決定しました。
こうしたことから臨時総会を開催。参加者は、中ノ目自治会約70人、進出企業代表とコンサルタント関連3社、行政から担当部課長11人。まず経過報告、続いて、今後の予定の説明。。続いて、進出企業がビデオを使って企業紹介。その後、地域住民から意見や要望をききました。
総会の最後に、私は来賓として、次のように挨拶しました。(固有名詞は略)
みなさん、こんにちは。市議会議員の佐伯由恵です。本日は、中ノ目第9区及び川棚土地利用を考える会合同の臨時総会にお招きいただき、誠にありがとうございます。ひとことご挨拶を申し上げます。
寒さも緩み、ひと雨ごとに春めいてきましたが、本日はこのように大勢のみなさんのご参加のもと、臨時総会が盛大に開催されましたことに、心からお喜び申し上げます。本会の成功に向け、これまで奔走されて来られた、会長さん、区長さん、役員のみなさんに深く感謝申し上げます。
また、進出企業の埼玉支店長さまには、お忙しい中、お越し頂き、御社についてご紹介をいただきありがとうぎざいました。歴史ある御社が、社会の進歩とともに成長発展され、世界に誇る大手流通企業として活躍されている姿がよくわかりました。
ご承知のように、この川棚地域は、東北自動車道加須インター及び圏央道白岡菖蒲インターが近くにあり、交通の便が極めて良い土地柄です。今後、御社の更なるご発展に寄与するものとご期待申し上げます。
さらに本日は、行政側から経済部長、建設部長、騎西総合支所長をはじめ各課長の関係する部署に勢揃いしていただき、大変お世話になりました。今後ともよろしくお願いいたします。
さて、本日の臨時総会の趣旨は2つ。その1つは、これまでの経過報告であります。さきほど、会長や課長から報告がありましたが、平成24年5月に大橋市長に「要望書」を提出してからこの3年間、多くの課題を一つ一つ解決して今日に至ったと言えます。それは何よりも地域のみなさんが一体となって取り組んだこと、そして、行政が地域の要望を実現するため、また雇用拡大をはじめ市の発展に向け、関係部署が連携をとって進めてきたこと、さらに企業のみなさんのご尽力があったからこそと受け止めています。
もう1つの趣旨は、企業の進出にあたってより良いものにするために、みなさんから要望やご意見を頂くことです。今日もご要望が色々出されました。これまで地権者からもご意見を頂いています。今後、これらをまとめて市や県、企業に要望していくことになります。私も開催中の予算議会で、県道加須鴻巣線の整備を取り上げ、市長は県に強く要望し、実現していきたいと答弁しました。
これは、進出企業のパンフレットですが、御社は、滋賀県に専用の「交通安全研修施設」を持ち、徹底して交通安全の研修をおこなっています。全国2ヵ所で太陽光発電システムを導入するなど、環境活動も重視しています。地域での社会貢献活動を各地で展開し、ノウハウを生かした「こども交通安全教室」や子ども達の「工場見学」に取り組んでいます。「地域に愛される企業」は企業の成長発展の大事な要素であります。
結びに、本事業が地域のみなさんにとって、加須市にとって、そして御社にとってより良いものになりますことをご祈念するとともに、そのために私も力を尽くすことを申し上げて、祝辞と致します。本日は、まことにおめでとうございました。