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日本共産党加須市議会議員

「学校にエアコンを」予算化求める

         市内の中学校

 今年最後となる12月市議会が12日に閉会しました。市は、来年度予算編成の真っ最中であり、私は予算に市民の声を反映させ、願いを実現するために力を尽くしました。

 私は一般質問(6日)で、◆小・中学校にエアコン設置、◆全保健室に外線電話設置、◆教職員の長時間労働解消を提案。大橋良一市長にエアコンの予算化を求め、また、教育長にタイムカードの導入や教職員の長時間労働の解消をつよく求めました。以下が要旨です。


◆市政の話し合いで要望相次ぐ

 市は、市民の声を市政に反映するため毎年、「市政についての話し合い」を実施しています。今年も各会場では、学校のエアコン設置の要望が相次ぎました。また毎年、市長への手紙・メールでも学校のエアコン設置の要望が寄せられています。
 私は、市民の声について質問。綱川敬蔵・生涯学習部長は「市政についての話し合いで8件(20地区のうち17地区)。市長への手紙は7件、メールが4件(11月27日現在)」と説明しました。
 私は、「市民の要望は合わせて約20件。多くの市民が子ども達のことを思ってエアコン設置を求めている。この声にしっかり応えることが必要」と強調。渡邉義昭・教育長に対し、「教育委員会は、学校現場、保護者、住民の声を聞いて教育行政に反映させる=レーマンコントロールの原則が発揮されていない」と厳しく指摘しました。

◆文科省の指針 学校に冷暖房を明記

 また、私は、「文部科学省は、学校教育をすすめる上で必要な施設整備を確保するため、学校施設整備指針を定めています。指針には、児童や教職員等の健康面への影響等から冷暖房を設計することが重要であると明記されています」と指摘し、この指針について、教育委員会の見解を求めました。  
 綱川部長は「議員ご案内の通り、この指針については教育委員会も承知しています。指針は、学校教育をする上で必要な施設機能を確保をするために留意事項を示したものと認識しています」と答弁しました。
 私は「指針に照らしても、エアコン設置は避けて通れない」と強調しました。

◆室温28度以上 労安法で罰金へ

 さらに、労働安全衛生法では、労働者が仕事をする部屋の温度は17度以上28度以下と定められており、これに違反すれば6か月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられるとなっています。

◆議論の到達をふまえ 予算化を迫る

 先の9月市議会で共産党議員団の追求に市長は「学校の改修か、エアコン設置か、二者択一の問題ではない」「やるなら一斉にやらないと不公平になる」「(労働安全衛生法にかかわって)そういう諸般の状況も十分踏まえた上での判断」と答弁しています。
 私は市長に対し、これまでの議論の到達をふまえ、市民の声にこたえ、学校施設整備指針や労働安全衛生法を遵守し、新年度予算編成の市長査定ではエアコンの予算化を図るようつよく求めました。

2017.12.25 23:03:34

テーマ:議会報告/ コメント(0)/

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