貧困と格差が拡大するもとで、生活保護の受給者が増えています。市内の受給者は、817世帯・1130人(2015年3月末)にのぼり、増加の一途をたどっています。
この生活保護の住宅扶助(アパートの家賃補助)の基準限度額について、政府は今月7月から引き下げました。
そのため、これまでの基準額41,000円が37,000円に減額され、受給者の間に不安が広がっています。全国では、一方的に転居を迫る自治体もあります。
一方、特別な事情がある場合は、これまでの旧家賃額が支給される「特例措置」を定めています。受給者の中には、高齢者や障がい者が少なくありません。実態をよく把握し、「特例措置」の徹底と柔軟な対応が強く求められます。
今日は、この問題で市民からの相談に対応しました。
写真の花 アメリカ芙蓉(直径20㎝) 花言葉:繊細な美、しとやか