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麦を刈ったままの休耕地 |
24日、私は本会議で市民の声や願いを取り上げて一般質問を行いました。質問は4項目です。
①加須市農業の再生
②子どもの貧困対策
③騎西総合支所耐震対策事業
④新棚足橋の歩道橋設置
私は、質問時間の約半分を使って、農業問題の米価の安定対策について質問しました。
加須市は「埼玉一の米どころ」。ところがいま、県内一の米どころが最大の危機に直面しています。昨年、米の価格が大暴落し、農家は大打撃をうけました。
産の加須市のブランド米「コシヒカリ」は一俵60㎏で8,000円、埼玉県の推奨米「彩のかがやき」は7,000円でした。これでは、生産費一俵16,000円の半分にもなりません。中でも甚大な被害を被ったのは、国策に則って規模を拡大してきた大規模農家でした。28町歩作付けした認定農家は、1,000万円の減収となりました。
認定農家をはじめ多くの農業者は、米作りに意欲を持てないでいます。今年も米価の暴落を心配しています。農業者が再生産できる米価にし、安心して米作りが続けられるように力を尽くすことは、埼玉一の米どころをあずかる加須市の最大の使命です。
そこで私は、農家のみなさんの声や願いを取り上げ、市長に農家の声を国に届けるよう、つよく求めました。