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日本共産党加須市議会議員

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2024.11.21 16:23:31

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討論「個人情報漏えいのリスク高まる」

私は、上程された10議案のうち、第49号議案及び第51号議案の2議案について、日本共産党議員団を代表し、討論を行います。


 


■まず、第49号議案加須市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例について意見を述べます。 


 本案は、マイナンバー法の改正に伴い、当該法律を引用している市の条例を改正する内容となっています。 


では、昨年6月可決・成立したマイナンバー法の改正は、いったいどういう内容か、本案の審議に直結する、最も気になるところです。 


これについては、総合政策部長からマイナンバー法改正の6点について説明がありました。 


まず、第1は、マイナンバーの利用範囲を拡大したことです。マイナンバー制度の利用は社会保障、税、災害対策の3分野に限定していましたが、3分野に限定せず、すべての行政事務でマイナンバーが利用ができるようにしました。 


2は、マイナンバーの利用及び情報連携の対象を規定から外し、法律の改正なしに主務省令で規定することで情報連携を可能にしたことです。


具体的には、法の別表2で定めた「情報連携」を削除しました。同様に、市条例にある「別表2」を削除する、これが本案の条例改正となっています。 


3の法改正は、マイナンバーカードと健康保険証の一体化です。保険証を廃止して、マイナンバーカードに置き換えるものです。マイナ保険証については相次ぐトラブルが発生し、個人情報漏洩の不安から、国民の利用率はわずか6%台です。6割以上の国民が反対しているにも関わらず、政府は保険証を廃止し、マイナ保険証を強行しようとしています


4は、マイナンバーカードの普及・利用促進です。そもそもカード取得は任意でありながら、マイナポイントで誘導し、普及・促進に必死です。


5は、戸籍等の記載事項への「氏名の振り仮名」の追加です。デジタル化推進のため、戸籍に記載されている人の「氏名の振り仮名」を、1年を経過したのちには、本籍地の市町村長が「管轄法務局長等」の許可を得て、「一般的な読み方」で記載するものです。命名権、人格権への侵害にあたります。 


6は、公金受取口座登録の特例で、年金受取口座を手始めに、本人から不同意の表明がなければ、自動的にマイナンバーと紐づけてしまうものです。 


このように、マイナンバー法の改正は、国民にとって不利益なことは明々白々です。 


もっとも重大なことは、個人情報保護対策が後回しで、個人情報の漏えいが後を絶ちません。


 


政府の個人情報保護委員会は今月11日、2023年度に企業や行政機関から報告を受けた個人情報漏えい事案が前年度比70%増の13279件に上り、過去最多となったと発表しました。


 


市内では、市ががん検診や教職員の健診、子どもの健診を委託した事業団のシステムが不正アクセス攻撃を受け、個人情報漏えいの危険が発生しています。 


今回の法改正によって、マイナンバーの利用範囲が拡大し、情報連携が可能になれば、市民の個人情報の漏えいのリスクはさらに高まることは明らかです。 


よって、わが議員団は、本案に反対するものです。


 


 

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2024.06.19 05:36:26

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6月市議会 議案質疑を通告

議案質疑を通告
 6月市議会が開会中です。共産党議員団は今日、議長に議案質疑を通告しました。補正予算について4項目にわたり質疑します。以下がその内容です。
 20日の本会議で、議員団を代表して及川和子議員が質疑します。
質疑の内容
生活保護について
①受給者数と受給世帯数
②生活扶助基準の見直し
 年齢及び級地格差の見直し
 臨時的・特例的措置
③見直しによる市民への影響
出産・子育て応援について(2年間の10万円給付)
①2年間の出生数について
②遡及対象者の申請及び支給状況
③面談・アンケートの目的と活用
④保育師等の人数
新型コロナワクチン接種について
①春接種及び秋接種の対象者と人数
②接種医療機関と協力金について
③コールセンターの電話回線の増設
④5類後の庁内体制について
⑤円滑なワクチン接種と啓発
学校教育について
①今年度の児童・生徒数、学級数
②教職員定数及び配置・未配置の状況
③小中学校の長時間労働の状況
・月45時間以上の教員数と割合
・月80時間以上の教員数と割合
④スクールサポートスタッフの配置について
・配置する5校の実態について
・募集方法、実効ある制度に向けて
⑤小中学校の長時間労働の解消について

2023.06.16 23:54:57

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6月市議会開会

 今日から、改選後初の定例議会・6月市議会が始まりました。
会期は30日までの16日間。審議する議案は7議案。追加議案として、工事請負契約の締結と教育委員会委員の人事案件が予定されています。
 党議員団は市民の目線で議案質疑を行います。一般質問では、市民の声や願いを市政に届け、実現に全力を尽くします。

2023.06.15 11:11:41

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市 年2回原発被災者を訪問 3月7日

 
 東日本大震災・原発事故から12年。加須市議会は毎年、議場で黙とうを続けています。
 いまもなお、市内には約450人の原発被災者が故郷に帰れないまま避難生活を送っています。市は年2回、被災者のお宅を訪問(この3年間はコロナのためアンケートを実施)し、健康状態や要望を伺っています。
 騎西城と河津桜

2023.03.21 05:26:38

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予算市議会 一般質問4項目を通告 2/6

     
     

任期中、最後の予算市議会が13日に開会します。
一般質問を昨日6日に通告。私は、以下の4項目を質問します。
なお、今日の議会運営委員会で、質問日時など会期日程を決定します。
新型コロナ感染対策
①ワクチン接種の接種状況
②抗原検査キットの配布状況
③市独自のPCR検査数と結果
④発熱外来の受診状況
⑤第2類から第5類へ移行後の影響
物価高騰のもと、子育て支援の強化
①義務教育費の保護者負担の状況
・小学校:学年及び6年間総額
・中学校:学年及び3年間総額
・学校給食:多子世帯数と保護者負担
②学校給食費無償化の延長について
持続可能な基幹産業「農業」
①肥料高騰と農家への影響
②農業物価指数の推移
③国の肥料高騰対策の申請状況
④近隣市の肥料等高騰対策
⑤埼玉一の米どころ市独自の財政支援を求める
気候危機打開に向けて
①ゼロカーボンシティ宣言をふまえ
 二酸化炭素排出量削減目標の引き上げ
②地方自治体実行計画区域編の策定状況

2023.02.07 08:09:33

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12/23 12月市議会報告「学校トイレの改修」





 
 一般質問で「学校トイレの改修」を市長に求めました。
 
 コロナ禍のもと、学校トイレの洋式化や感染対策が大変重要になっています。
 
 市内小中学校30校の洋式化率は平均で43%。うち30%台は4校、20%台は11校、最も低い学校では洋式化率がわずか17・5%です。便器8ヵ所のうち洋式は1カ所しかありません。市民から「学校トイレの改修をして欲しい」の声も上がっています。
 
 一般家庭では洋式トイレが当たり前です。学校でも洋式トイレを増やしていく必要があります。また、湿式の床は感染リスクを高く、乾式化へ改修が必要です。さらに、校舎は災害時の避難場所にもなります。
 
 私は、コロナ感染対策と避難所整備の両面からトイレの改修を提案。洋式化をはじめ乾式化、非接触化(自動水洗)、バリアフリー化、多機能トイレの設置等の改修計画を立て、新年度から前倒しで改修すること。財源は、国補助金と財政措置を活用し、市の負担率は26・7%でできると説明しました。
 
 市長は、「これまで老朽化が進んでいる校舎等を優先的に、丸ごと改修(大規模改修)ですすめてまりました。30校ありますから、まだまだ相当程度残っています。これからも計画的に進めて参りたい」と答弁。
 
 私は「大規模改修は1年に1校程度。終わるまでかなりの年月がかかります。トイレのみを改修する自治体が増えています。子ども達の感染防止のため、まずはトイレの改修をすべき。今年度の留保財源約14億円も使えます」と指摘しました。
 
 emojiこれからも、実現するまで取り上げていきます。

2020.12.23 23:07:20

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12/14 議会報告「コロナ禍における学校の安全対策」

           多目的広場のカモ 

emoji12月市議会「一般質問」(12/1)で取り上げた「コロナ禍における学校の安全対策」(4項目)のうち、について報告します。


emojiコロナ禍のもと、市内の小学校22校及び中学校8校の計30校では毎日、消毒、清掃、児童・生徒の健康チェック等を実施しています。
 
 不安やストレスを抱えた子どもの声に耳を傾け、一人一人に寄り添う教育も求められています。
もともと異常な長時間労働で働いている教員の負担がさらに増大しています。

 市は2学期から感染症対策等を行う「スクールサポートスタッフ」と授業準備の補助などを行う「学習指導員」を、各学校に1名ずつ配置する予算を措置。ところが現在までに配置したのは、「スクールサポートスタッフ」30校中14校、「学習指導員」30校中23校で、未配置の学校があります。 

 私は、未配置の学校に速やかに配置するため人材確保策に向け、①全戸に募集要項を配布、②退職教員や大学生に協力を求める、③ふるさとハローワークに求人募集を行う―を提案しました。

 渡邊義昭教育長は、現在の任用について「退職教員10名、大学生5名含まれている、未配置校に対し、いち早く配置する、ハローワークの求人募集を検討したい」と答弁しました。

 さらに、私は、スクールサポートスタッフと学習指導員を新年度も予算措置を行い継続するよう提案。 教育長は「今年度と同様、来年度も(予算)措置を進めていく予定」と答弁しました

2020.12.15 09:18:13

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