|
黄 梅 |
今日8日は、種足地域の中ノ目自治会及び川棚土地利用を考える会合同の臨時総会が開催され、私は来賓として出席しました。
耕作放棄地が10㌶集積する川棚地区。この土地利用は、地権者にとって30年以上にわたる悲願となっています。
2012年5月、地権者と考える会は、大橋良一市長に「川棚土地利用に関する要望書」を提出。私も同席しました。
そして、同年の秋、大手総合物流企業がこの土地に進出したいという意向を示しました。そして、今日までの3年間、様々な手続きなどが行われ、ようやく正式に決定しました。
こうしたことから臨時総会を開催。参加者は、中ノ目自治会約70人、進出企業代表とコンサルタント関連3社、行政から担当部課長11人。まず経過報告、続いて、今後の予定の説明。。続いて、進出企業がビデオを使って企業紹介。その後、地域住民から意見や要望をききました。
総会の最後に、私は来賓として、次のように挨拶しました。(固有名詞は略)
みなさん、こんにちは。市議会議員の佐伯由恵です。本日は、中ノ目第9区及び川棚土地利用を考える会合同の臨時総会にお招きいただき、誠にありがとうございます。ひとことご挨拶を申し上げます。
寒さも緩み、ひと雨ごとに春めいてきましたが、本日はこのように大勢のみなさんのご参加のもと、臨時総会が盛大に開催されましたことに、心からお喜び申し上げます。本会の成功に向け、これまで奔走されて来られた、会長さん、区長さん、役員のみなさんに深く感謝申し上げます。
また、進出企業の埼玉支店長さまには、お忙しい中、お越し頂き、御社についてご紹介をいただきありがとうぎざいました。歴史ある御社が、社会の進歩とともに成長発展され、世界に誇る大手流通企業として活躍されている姿がよくわかりました。
ご承知のように、この川棚地域は、東北自動車道加須インター及び圏央道白岡菖蒲インターが近くにあり、交通の便が極めて良い土地柄です。今後、御社の更なるご発展に寄与するものとご期待申し上げます。
さらに本日は、行政側から経済部長、建設部長、騎西総合支所長をはじめ各課長の関係する部署に勢揃いしていただき、大変お世話になりました。今後ともよろしくお願いいたします。
さて、本日の臨時総会の趣旨は2つ。その1つは、これまでの経過報告であります。さきほど、会長や課長から報告がありましたが、平成24年5月に大橋市長に「要望書」を提出してからこの3年間、多くの課題を一つ一つ解決して今日に至ったと言えます。それは何よりも地域のみなさんが一体となって取り組んだこと、そして、行政が地域の要望を実現するため、また雇用拡大をはじめ市の発展に向け、関係部署が連携をとって進めてきたこと、さらに企業のみなさんのご尽力があったからこそと受け止めています。
もう1つの趣旨は、企業の進出にあたってより良いものにするために、みなさんから要望やご意見を頂くことです。今日もご要望が色々出されました。これまで地権者からもご意見を頂いています。今後、これらをまとめて市や県、企業に要望していくことになります。私も開催中の予算議会で、県道加須鴻巣線の整備を取り上げ、市長は県に強く要望し、実現していきたいと答弁しました。
これは、進出企業のパンフレットですが、御社は、滋賀県に専用の「交通安全研修施設」を持ち、徹底して交通安全の研修をおこなっています。全国2ヵ所で太陽光発電システムを導入するなど、環境活動も重視しています。地域での社会貢献活動を各地で展開し、ノウハウを生かした「こども交通安全教室」や子ども達の「工場見学」に取り組んでいます。「地域に愛される企業」は企業の成長発展の大事な要素であります。
結びに、本事業が地域のみなさんにとって、加須市にとって、そして御社にとってより良いものになりますことをご祈念するとともに、そのために私も力を尽くすことを申し上げて、祝辞と致します。本日は、まことにおめでとうございました。