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左から福島議長、大橋市長、伊沢町長、佐々木議長 |
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3日、加須市と福島県双葉町との友好都市盟約締結式が、双葉町の役場がある、いわき市内で行われました。加須市議会もご案内を受け、私も参列しました。
2011年3月11日、東日本大震災に続いて原発事故。双葉町は全町避難を余儀なくされ、川俣町からさいたまスーパーアリーナへ、そして加須市内の県立旧騎西高校へ避難されました。
3月30・31日、私は町民が騎西高校に到着したときのことを覚えています。2日間、大型バスがさいたま市と加須市を何十回も往復。バスから着の身着のままの姿でとっても疲れた様子でした。被災者は最高で1400人になりました。
その後、避難所は閉鎖され、役場はいわき市へ。また、騎西総合支所内に双葉支所を開設。今も市内には約500人の双葉町民が暮らしており、市はみなさんが安心して暮らせるよう、毎年、訪問して聞き取り調査をおこなっています。
締結式では伊沢史朗・双葉町長は「復興に向かい前進していけるのも、加須市のみなさまのお陰。縁を大切にし、友好を深めていきたい」とあいさつ。大橋良一・加須市長は「市内で避難している方に精一杯支援したい」と述べました。
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せんだん太鼓の勇壮な太鼓 |
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そして、友好都市盟約に伊澤町長と佐々木清一・双葉町議会議長が、大橋市長と福島正夫・加須市議会議長が署名し、友好都市盟約が締結されました。
その後、双葉町のせんだん太鼓の勇壮な和太鼓が披露。
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板倉課長さんと私(右) |
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せんだん太鼓のみなさんと言えば、原発事故の年の夏、騎西高校で「太鼓フェスティバス・イン騎西」が開催され、私が所属する騎西太鼓の会がみなさんを秩父屋台囃子で出迎えた懐かしい想い出があります。
またこの日、私は交流があった双葉町の職員のみなさんに久しぶりにお会いすることができ、お互い再会を喜び合いました。
なんと偶然にもスカートも同じでビックリぽん
でした。
私は、友好都市の締結を機に、市内の被災者と一層交流を深め、寄り添っていきたいと思いました。