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「おてんとう様のもち」天日干し |
昨日、双葉町のSさんが訪ねてきました。Sさんは、2011年3月11日の原発事故で、福島県双葉町から旧騎西高校に避難し、その後、騎西で農家をしている方です。
「おてんとう様のもち」を持ってきて下さいました。真空パックの表紙には、あの昔ながらの天日に刈り取った稲を干している光景がありました。真っ白いお餅、大豆が入っているお餅。とっても美味しそうです。
Sさんは「餅も大豆もここで採れたものです。震災前もこうして作っていました。今年は米が安くてみなさん、本当に大変ですね。ぜひ召し上がって下さい。今度遊びに来て下さい」と言って私の手に差し出しました。
私は、お日様に触れたようなぽっかぽかの気持ちになりました。何度も何度も頭を下げ、車を見送りました。