予算市議会が開会中です。
先月27日の本会議で、さえき由恵議員は一般質問を行いました。市民の願い5項目を取り上げて市長に実現を迫りました。任期中最後の一般質問。市民の声を市政にしっかり届けて頑張りました。
県道加須鴻巣線の歩道整備を
さえき議員は、種足・中ノ目地域の大手流通企業進出にともない、県道加須鴻巣線の歩道整備を求めました。3年前には下崎自治会から歩道整備の要望が提出されていること、今後企業進出で交通量が増大することから、県に強く働きかけるよう求めました。 大橋市長は「企業進出で状況が変わり、あらためて下崎地域も含め、全線の歩道設置を県に要望し、実現を図るよう取り組む」と答弁しました。
学童保育・ひとり親家庭の保育料の減免を
学童保育に通う子ども達のうち6世帯に1世帯がひとり親家庭。父母会はひとり親家庭に対し、自主的に保育料の減免を実施。市が委託料で支援しています。さえき議員は新年度も同額以上の委託料を要望。塩原こども局長は「これまでと同様に考えている。父母会でひとり親家庭減免を実施していただきたい」と答弁しました。
公園遊具の整備を
旧騎西町は2003年に、公園内で鉄棒の倒壊事故が発生し、女子中学生が被害に遭いました。 その後、町は19ヵ所あった児童遊園地を廃止し、61基の遊具を撤去。現在ある40公園の内、19ヵ所には遊具がありません。
さえき議員は、公園に遊具を計画的に設置するよう提案。
増田総合支所長は「地域と話し合い、意見を把握し、地域ニーズにあった整備を行う」と答弁しました。
DV(ドメスティックバイオレンス)被害者の個人情報保護を
DV被害者の内153人の方が転居先を知られないよう、住民基本台帳の閲覧や住民票の交付を制限を市に申出ています。
さえき議員は「DVは犯罪、重大な人権侵害。被害者の個人情報が加害者に絶対に漏れないよう、誤りなきよう対応すること」をつよく要望。
市長は「DVは犯罪まで及ぶ。被害者が安心し安全に生活できるようマニュアルをきちんと運用していく」と答弁しました。
再生可能エネルギーの推進、中学校の太陽光パネル設備の修理を早急に
原発事故を受け、原発に依存しない「再生可能エネルギー」への転換が進んでいます。市内では12公共施設、2747の住宅に太陽光発電パネルが設置されています。
一方、騎西中学校の施設は3年前に故障。さえき議員は早急に修理するよう提案しました。綱川生涯学習部長は、調査を行っていることを説明。さえき議員は、「対応が遅い」ときびしく指摘し、調査結果に基づいて早急に改修しるよう求めました。