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データの改ざんがあった加須学校給食センター
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横浜市のマンション基礎工事を施工した旭化成株式会社が、建物を支える支持杭=しじくいを堅い地盤=支持層まで打ち込まなかったためマンションが傾斜し大きな問題になっています。
さらに同社が施工した公共施設でデータの改ざんが、全国で相次いでいます。
24日、旭化成建材は改ざんの有無について調査を終え、2004年以降に施工した調査対象物件3052件のうち、360件で改ざんがあったと国土交通省に報告しました。うち、埼玉県は31件。
これを受けて25日、県は31件のうち公共施設8件を公表しました。本日26日の埼玉新聞によれば、加須学校給食センターが含まれていることが明らかになりました。
しかし、市は先月30日、市議会に対し、「データの改ざんの形跡はなかった」と報告しています。(みんなのまち№792)。市民に虚偽の報告をしたことになります。
「市は改ざんが見ぬけなかったのか」…杭打ち偽装をめぐって、行政の危機管理能力と信頼が大きく問われています。
昨日から始まった市議会。議員団は、旭化成建材の杭打ち偽装問題について取りあげます。