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皆既月食 31日 23時40分
今夜は皆既月食。
予算市議会が2月9日に開会します。来る市議会に、「戦争を放棄した憲法第9条を堅持し、平和と立憲主義を求める請願」を提出しました。紹介議員は、日本共産党議員団。
この請願の趣旨は、「立憲主義を守り、海外で再び戦争する国にしないため、現行の憲法第9条を堅持することについて、加須市議会が政府と国会に意見書を提出されるよう、市民各界各層の署名を添えて請願」したものです。
市議会は、予算市議会を準備するための議会運営委員かを2月5日に開き、請願の審査日程を決定します。なお、請願の全文は以下のとおり。
戦争を放棄した憲法第9条を堅持し、平和と立憲主義を求める請願
第二次大戦で夥しい犠牲者を出した痛苦の反省から、日本国憲法は国民主権、基本的人権の尊重、恒久平和を三原則として制定された。特に、戦争の放棄を定めた憲法第9条は、憲法前文が謳う、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意して」定めたものである。
先の大戦では、加須市の若者2千125人が犠牲となり、市主催による戦没者追悼式が行われている。さらに、加須市は平和都市を宣言し、「戦争や紛争などが繰り返されることのないよう、平和の尊さを訴え続けます」と市の内外に呼びかけている。
日本が戦後70年以上にわたって、海外で戦争しなかったのは、憲法第9条の存在と平和を何よりも願う国民の粘り強い運動の結果である。日本が再び海外で、「戦争する国」にしてはならないのである。
憲法第9条は、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と定めており、9条を改正したり、新たな文言を付け加える必要は全くないものである。
私たちは、日本国憲法の民主主義、基本的人権の尊重、平和主義が生かされる政治を心から願うものである。
そこで、立憲主義を守り、海外で再び戦争する国にしないため、現行の憲法第9条を堅持することについて、加須市議会が政府と国会に意見書を提出されるよう、市民各界各層の署名を添えて、請願するものである。 以 上 -

議会改革特別委員会 26日 市議会は26日、第19回議会改革特別委員会を開催し、党議員団から私と小坂徳蔵議員(委員長職)が出席しました。松本英子議員が傍聴しました。
改革委は2時間半にわたって、「基本条例案」パブリックコメントの中間報告、加須市議会業務継続計画素案及び市議会モニター設置要綱及び意見交換会実施要綱、大学との連携協定など、重要かつ膨大な内容について協議しました。以下が要旨です。
まず、報告事項。
「市議会基本条例案」に対するパブリックコメント(4日〜来月5日)の中間報告。23日現在までに寄せられた意見が紹介されました。議員の資質向上を求める声や積極的な情報公開、基本条例の実効性と検証など、有意義な内容です。
今後、パブリックコメントは来月5日まで実施し、その後、対応について協議します。
次は協議事項4件。
①市議会業務継続計画(市議会版BCP)について
基本条例第27条「災害時における議会の対応」の実施に向け、大規模災害時に議会災害対策会議を設置し、業務継続計画に基づき、市民の代表機関として市議会の責任を果たす。その業務継続計画素案について協議。震災時初動対応の具体的なマニュアル策定に着手しました。
②市議会モニター制度について
基本条例第10条「広聴広報活動」の3項「市議会モニター制度の活用」の実施に向け、市民の意見を市議会に反映し、円滑で民主的な議会運営にするため、市議会モニター制度の設置要綱と運用について協議。定員は10名以内で、モニターは会議の運営、市議会だより、市議会ホームページについて意見を述べる。来年度からスタートするため、モニターを募集することを決定しました。
③市議会と市民との意見交換会について
基本条例第13条「市民との意見交換及び議会報告」の実施に向け、実施要綱について協議。毎年度計画的に実施し、委員会単位で開催。来年度からまず踏み出すことを決定しました。
④市議会と平成国際大学との連携協力について
基本条例第16条「大学との連携、専門的知見の活用」の実施に向け、市議会と平成国際大学との連携協力に関する協定書を協議。相互の信頼関係に基づき、双方の持つ知的、人的、物的な資源を有効活用し、政策課題への適正な対処と地域社会の活性化、人材育成、学術研究の向上に寄与する目的で、議会として協定書を締結する方向で決定しました。
◎全体を通して、今回も自由討議により活発な議論が行われました。
なお、改革委終了後、「常備消防の災害対策について議員研修会」が開催されました。次回第20回改革委は、2月7日(水)午前9時30分からです。
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騎西多目的広場
市は19日、介護保険運営協議会を開催。私は、委員として出席しました。議題は、介護保険第7期事業計画及び2018年度予算を含む第3次高齢者支援計画(計画期間2018年度~2020年の3カ年)。「来年度から介護保険料はどうなるのか」これが最大の焦点です。市案の分析の結果、国の調整交付金の不足分を高齢者の介護保険料を引き上げて穴埋めするというもの。その負担増は総額2億6千万円に上ります。
私は高齢者の立場で問題点を指摘しました。内容を報告します。
市内の高齢者は3万1253人(2018年度見込み)。高齢者の間には貧困と孤立が進行しています。介護保険は3年ごとに事業を見直し、介護サービスの必要量と事業費を算出し、介護保険料を設定します。今回は第7期事業計画で、計画期間は2018年度~2020年度です。
市は計画に高齢者の実態を考慮するため「実態調査」を実施しました。
その結果は―
◆「介護保険料を引き下げてもらいたい」
高齢者18・7%
現役世代10・4%
◆「収入が少なく経済的に不安」
高齢者28・1%
現役世代35・6%
この結果をふまえ、介護保険料の圧縮を図ることは当然のことです。ところが、市は介護保険料を大幅に値上げする案を提出しました。
その内容は―
◆現行9段階→10段階に多段階化。これは応能負担の観点から前進面。
◆問題は基準額(第5段階)について現行の1人当たり年額5万9310円→6万7660円に引き上げる 高齢者に年間8350円、率で14・1%の負担増。高齢者全体では総額約2億6100万円もの負担増です。
第7期事業計画では、特別養護老人ホームなど大幅な施設の増床は見込んでいません。では、なぜ保険料が上がるのか。介護保険の財源構成は、公費50%(国庫負担金20%・調整交付金5%・県12・5%・市12・5%)と保険料50%(第1号被保険者23%・第2号被保険者27%)となっています。※円グラフ
ところが国の調整交付金5%に対し、見込んだ額は2・24%で半分。金額にすると約2億5千万円(3年間で7億3700万円)が不足。これを高齢者の介護保険料で穴埋めするというもの。
私は、国の調整交付金の不足を高齢者が肩代わりすることは認められない、国は法定割合を守ること、さらに年金が月1万5千円以下の普通徴収の高齢者は7人に1人が払えない実態を指摘。介護保険料の圧縮の必要性を強調しました。 -
今年初めての市議会・第1回定例会が来月9日に開催します。
新年度の当初予算を詳細に審議することから「予算市議会」と呼ばれています。会期は1ヵ月以上にも及ぶ、長丁場です。
現在、日本共産党議員団は一般質問や予算審議の準備をしています。市政に対するご意見をさえき議員までお寄せ下さい。なお、請願・陳情の締切は、2日正午までとなっています。よろしくお願いします。
以下は、予算市議会までのスケジュールです。
〈予算市議会開会までのスケジュール〉
◆2月1日(木)午前9時30分 会派代表者会議
◆2月2日(金)予算市議会の招集を告示
正午まで 請願・陳情の提出締切
午後5時まで 一般質問の通告締切
◆2月5日(月)午前9時30分 議会運営委員会
◆2月6日(火)午前9時30分 議案説明会・議員全員協議会
◆2月7日(水)午前9時30分 第20回議会改革特別委員会
◆2月9日(金)午前9時30分 議員全員協議会
午前10時 予算市議会開会 -
雪化粧した騎西城 22日
今日22日、気温がどんどん下がりはじめ
予報より早く、午後から初雪が降り出しました。
大雪です。市役所で党議員団会議を終え、帰路の夕方には
見渡す限り銀世界となりました。
騎西城も雪化粧しました。
4年前の2月を思い出しました。
2週続けて大雪が降りました。
農業用ハウスや車庫を直撃しました。
1回目の雪にさらに雪が積もり
重みに耐えかねて農業用ハウスや車庫が多数倒壊しました。
翌日、被害状況を見て回りました。
ハウスのパイプはねじ曲がり
押しつぶされていました。
6棟が全壊した所もありました。
ハウス等の再建のための補助制度ができました。
被害のあった家を訪ね
市や県・国の補助制度を伝えました。
「今回は大丈夫か」…不安が募りました。
被害がないことを願います。