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騎西地域に障がい者作業所を「のびのび」設立総会 3日 プラザきさい
騎西地域に障がい者作業所をつくる会「のびのび」の設立総会が3日、プラザきさいで行われました。7年間の準備期間を経て、いよいよ動き出しました。これまで保護者とともに歩んできた私にとって大きな喜びです。
騎西地域には県立騎西特別支援学校があります。しかし、障がい者が通う作業所はありません。「この地域にも障がい者作業所を」―わが子が障がいをかかえる保護者にとって切実な願いです。
これまで、保護者とともに、「どんな作業所をつくりたいか」「資金づくりはどうするか」「場所は、建物は」「一緒に動いてくれる方を増やそう」―と話し合ってきました。また、近隣の施設を見学しました。さらに市の障がい者福祉行政について、市職員から聞きました。きょうされん(共同作業所)の方から、アドバイスをいただきました。
今回、「のびのび」の設立総会を迎えられたのは、原発避難者の双葉町民をはじめ特別支援学校の元教員、被災者支援に携わるボランティアの方々のご支援があったからです。
被災者は「被災してから地域に大変お世話になっている。私にできることがあれば」と言って、作業所づくりに加わってくれました。元教員の方々は、これまでの障がい児教育の経験を作業所づくりにそそいでくれることになりました。また、旧建設会社の建物もお借りすることができました。
こうして、多くの方のあたたかい気持ちが集まって、「のびのび」がスタートしました。これから、みんなで目標に向かって、力を合わせていきたいと思います。そして、障がいがある人もない人もともに豊かに暮らし、「のびのび」とすごせる共生社会を作っていきたいと思います。
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アジサイ 玉敷公園 5/25
加須市議会は、次の定例市議会を6月14日に開会します。条例関連の専決処分や選挙管理委員会の選任などを審議する予定です。また、市議会が市民との連携・協働を推進するため、取り組んでいる市議会改革のうち、市議会の最高規範となる「市議会基本条例案」を上程し、審議する予定です。
来る市議会に向け、関係の会議が以下のように予定されています。
【6月市議会の開会までの日程】
◆代表者会議 6月 6日(水)
◆議会運営委員会 6月 8日(金)
◆議案説明会・全員協議会 6月11日(月)
◆開会予定 6月14日(木)
なお、「市議会基本条例案」の上程にあたり、議会改革特別委員会(第24回)を29日に開きます。 -
左から佐伯議員・小坂議員・田中課長・野呂委員長・平田書記局長 全日本建設交運一般労働組合(建交労)・埼玉県本部ダンプ北部支部(加須市騎西)の野呂武留委員長は15日、市役所で、持続可能な労働条件の確保や土砂等運搬特別措置法の対応などを求め、大橋良一市長に対し「要望書」を提出しました。
これには、田中浩・管理契約課長が応対しました。また、共産党議員団の小坂徳蔵団長と佐伯由恵幹事長が同席しました。
建交労ダンプ北部支部が市長宛てに提出した要望事項は、以下の4点です。はじめに、平田秋一・書記局長が内容を説明しました。
【要望事項】
①地元ダンプ・建設労働者が持続可能で働ける労働条件の確保
②過積載や不正改造車の一掃の徹底
③「土砂等の運搬にあたり、ダンプカー等大型車両を使用するときは、『土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法』の目的に鑑み、法第12条に規定する団体等の設立状況を踏まえ、同団体等への加入者の使用を促進すること」を指導事項に記入すること(国、埼玉県、県内5市1町がすでに実施)
④建設業退職金共済制度(建退共)の証紙を確実にダンプ労働者に貼付すること
説明の後、野呂委員長は、市当局に対し、前向きな対応をつよく求めました。
これに対し、田中課長は「特別措置法について、早い形で文書を作成していきたい」と述べました。党議員団は、速やかな対応を求めました。